こんにちは
先日、「Windows Liveメール」を使われているお客様から、メールの受信はできているのに、新規メール、返信メールの作成ができなくなってしまい、『このメッセージを開いているときに、エラーが発生しました。もう一度やり直してください。』というエラーメッセージが表示されて困っているというご相談がありました。
「Windows Liveメール」の最終版はMicrosoftが提供していた「Windows Essentials 2012 スイート」に含まれていたメールソフトで、2007年よりリリースされましたが、2017年1月10日でサポートが終了し、新規のダウンロードができなくなっています。また、動作環境としてもWindows10以降は対象外となっています。
このため、アプリケーションをアンインストールして再インストールするという復旧方法は不可能となっており、「設定」の「アプリと機能」から「Windows Live Essentials 2012」を修復することにしました。
修復が無事に終わると、問題なく新規メールや返信メールが作成できるようになりました。
Windows Live メールは、GmailやYahoo!メールのようなオンラインメールを含めて複数の電子メールアカウントを一括管理できる便利なメールソフトだったため、サポート終了後も継続して使用されている方が多いようですが、メール受信が重複するようなバクが修正されないままだったり、修復不能な不具合が発生する可能性や、多くはメールを侵入口とするウイルスなどのセキュリティ攻撃への対応もされませんので、まだWindows Live メールをお使いの方は、早急に新しいメールソフトに移行されることをお勧めします。