WindowsのPowerShellでExchangeOnlineに接続する方法

2025/04/15 | Microsoft365

今回はWindowsのPowerShellでExchange Onlineに接続する方法をご紹介します。

環境構築

今回はWindows Server2016を利用しました。

WIndowsアップデートを行う

Windowsアップデートを行ってその時の更新プログラムをインストールします。

PowerShellの7系をインストールする

今回利用したWindowsでは5系のPowerShellがインストールされていました。

5系でもExchange Online PowerShell モジュールの要件を満たしているようでしたが、最新の7系を利用します。

公式サイトよりインストーラーをダウンロードしてインストールします。

PowerShellでTLS1.2を有効化する

PowerShell Galleryと言われるリポジトリよりExchange Online PowerShellモジュールをダウンロードするのですが、そこへの接続がTLS1.2以降を推奨しています。

そのためPowerShellのTLS1.2接続の設定を有効化します。

PS /> [Net.ServicePointManager]::SecurityProtocol = [Net.SecurityProtocolType]::Tls12

PowerShellのリポジトリを設定する

Exchange Online PowerShellモジュールをダウンロードするために参照するPowerShell Galleryを既定のリポジトリとして設定します。

PS /> Register-PSRepository -Default

Exchange Online PowerShellモジュールをインストールする

最新バージョンのExchange Online PowerShellモジュールをインストールします。

PS /> Install-Module -Name ExchangeOnlineManagement

接続テスト

Connect-Exchange OnlineでExchangeに接続します。

PS /> Connect-ExchangeOnline -UserPrincipalName <Microsoft365のログインID>

PowerShellでExchange OnlineにアクセスするとGUIでユーザー認証を行う仕様になっているようです。

認証画面が表示されたらMicrosoft365のログインパスワードを入力してサインインします。

次のPowerShellではCUIでExchange Onlineのログイン認証を完結させることができます。

$password = ConvertTo-SecureString "<Microsoft365のログインパスワード>" -AsPlainText -Force
$credential = New-Object System.Management.Automation.PSCredential("<Microsoft365のログインID>", $password)
$o365Cred = Get-Credential -cred $credential
Connect-ExchangeOnline -Credential $o365Cred

まとめ

今回はWindowsにてPowerShellでExchange Onlineに接続する方法をご紹介しました。

PowerShellを使うとWEBブラウザでExchange管理センターにアクセスする必要がありません。

作業効率などに活用できるかと思います。

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