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All-in-One WP Migrationの使い方

2024/12/10 | WordPress

WordPress環境をサーバー移転する方法の1つにプラグイン「All-in-One WP Migration」を使うやり方があります。

今回はサーバー上のWordPressをMAMPのローカル環境へ移転する際を例にAll-in-One WP Migrationの使い方をご紹介します。

移行元WordPressの作業

All-in-One WP Migrationをインストールする

WordPress管理画面よりプラグインの新規追加画面を開きます。

「All-in-One WP Migration」と検索してその結果から「今すぐインストール」をクリックします。

インストール後「有効化」をクリックします。

データをエクスポートする

All-in-One WP Migrationのエクスポート画面を開きます。

エクスポート先に「ファイル」を指定します。

エクスポート先を指定するとエクスポートがはじまります。

エクスポートが完了したら「エクスポートボタン」をクリックします。

.wpressというファイルがダウンロードされます。

移行先WordPressの作業

環境構築

WordPressを新規インストールしておきます。

All-in-One WP Migrationをインストール

先にご紹介した手順と同じように、プラグインの追加画面からAll-in-One WP Migrationをインストールします。

データをインポートする

All-in-One WP Migrationのインポート画面を開きます。

インポート元に「ファイル」を指定します。

インポートするファイルを選択するウィンドウが表示されるの、先程エクスポートした.wpressファイルを指定します。

ファイルを指定するとインポートがはじまります。

インポートが完了すると最終確認画面が表示されるので「開始」をクリックします。

完了すると次のような画面が表示されます。「完了」をクリックして画面を閉じます。

インポートファイルのサイズが500MBを超えるとき

WordPressではサーバーにアップロードできるファイルサイズに制限があります。

インポートするファイルが500MBを超える場合はphp.iniを修正して最大アップロードファイルサイズの上限を引き上げます。

php.iniとはWordPressを動かしているプログラミン言語「PHP」の設定ファイルです。

具体的な修正方法はこちらの記事(https://www.kaname-gh.co.jp/wordpress/phpmyadmin-import-error/)をご覧ください。

今回はインポートファイルが1.7GBだったので、php.iniを修正して最大アップロードファイルサイズを2GBまで引き上げています。

インポートの進捗が100%のままになるとき

インポートの進捗が100%のままになるときはエラー「Failed to load resource: the server responded with a status of 413 (Request Entity Too Large)」になっている場合があります。

413エラーはサーバーへアップロードしたデータのサイズが大きすぎて処理できないときにときに発生します。

All-in-OneWPMigrationでインポートが100%のままになるときとはインポートしようとしたファイルのサイズが大きすぎることが原因と考えられるので、.htaccessを修正してその上限を引き上げます。

.htaccessはWordPressやPHPを動かしているサーバーの設定ファイルです。

具体的な修正方法はこちら(https://www.kaname-gh.co.jp/wordpress/when-all-in-onewpmigration-leaves-import-at-100-percent/)の記事をご覧ください。

移行先WordPressのパーマリンク再設定・キャッシュ削除

WEBサイトにアクセスして表示を確認し、どこかおかしいときはWordPress管理画面へログインしてパーマリンクを再設定します。

WordPresss管理画面の左側メニューから「設定 – パーマリンク」をクリックします。設定内容はなにも触らずにパーマリンク設定画面下部にある「変更を保存」をクリックします。

その他に「Autoptimize」のようなキャッシュプラグインを使っている場合はキャッシュも削除しておきます。

移行先WordPressへメールアドレスでログインできないとき

All-in-One WP Migrationで移行元データをインポートした際、移行元と同じログインユーザーに置き換えられます。

なお、ログインメールアドレスのドメインは移行先ドメインに変更されるようです。移行先がMAMPの場合は「example@localhost」になります。

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弊社ではホームページの製作や保守・管理を行っており、その一環でWordPressのサーバー移転も対応しております。

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