こんにちは。

今回はWordPressで作られたホームページのフッター部分にコードを追加する方法をご紹介します。

プラグインを使うか、PHPを編集するか

WordPressで作られたホームページのフッター部分にコードを追加するには大きく分けて2つの方法があります。

1. フッター部分にコードを追加するプラグインを使う
2. テーマのfunctions.phpを編集する

今回は2番のプラグインを使わずにテーマのfunctions.phpを編集してコードを追加する方法をご紹介します。

子テーマを有効にする

WordPressでテーマファイルを編集する際は、そのテーマの子テーマを作成しそれを有効化しておきましょう。

親テーマのファイルを直接編集していると、アップデートがかかったときにそれらがすべてなくなってしまいます。

子テーマの作り方はご利用されているテーマの公式サイトなどをご確認ください。

functions.phpを編集してHTMLコードを追加する

子テーマのfunctions.phpに次のコードを追加します。

function function_name() {
    ?>
        <script>
            console.log("_TEST_");
        </script>
    <?php
}
add_action('wp_footer', 'function_name');

上記はbodyの閉じタグの前にJavaScriptでログを出力する処理です。

「add_action(‘wp_footer’,…」でbodyの閉じタグの前に実行する関数「function_name()」を設定しています。

function_name()では、「?>」でいったんPHPを終了し、「<script>」でJavaScriptを定義しています。

JavaScriptではログに「_TEST_」と出力するサンプル処理を記述しています。

実際にはこちらに目的のJavaScriptを記述することになります。

JavaScriptの処理が終了したら、「<?php」でPHPを再開しています。

functions.phpを編集してPHPコードを追加する

JavaScriptではなくPHPのコードを追加したいときは、次の通りfunctions.phpにコードを追加します。

function function_name() {
    echo "_TEST_";
}
add_action('wp_footer', 'function_name');

こちらは文字列の「_TEST_」を出力するコードです。

実際にはこちらに目的の処理を記述することになります。

Googleなどのタグ設定に使う

以上がWordPressで作られたホームページのフッター部分にコードを追加する方法になります。

Googleなどのタグ設定に使ったりしますが、それ以外にテーマのカスタマイズなどでも使います。

弊社ではこのような内容を含めWordPressのカスタマイズを承っております。

ぜひお気軽にご相談ください。