横浜のITサポート・WEB制作会社

Webサイト制作

WordPressの使い方を知りたい!

Windows

パソコンのトラブル解決方法を知りたい!

Office365

Office365でできることを知りたい!

アプリ

便利なアプリを知りたい!

h

すべての記事

人気記事TOP15

タグ一覧

会社情報

採用情報

お問い合わせ

Linuxのpwdコマンドで現在の作業ディレクトリを表示【オプションの使い方も】

2022/10/13 | Linux

こんにちは。

CUIで作業をしているときに、「あれ、今どのディレクトリにいるんだっけ?」となることがよくあります。

そんなときに重宝するのが、pwdコマンドです。

pwdコマンドは「print working directory」の略で、その名の通り現在の作業ディレクトリの絶対パスを表示してくれるコマンドです。

今回は、このコマンドの基本的な使い方やオプションの機能をご紹介したいと思います。

pwdコマンドの使い方

pwdコマンドは、次のようにコマンドを叩くだけで使うことができます。

% pwd
/directory1/directory2

pwdコマンドのオプション

pwdコマンドには、 「-L」と「-P」の2つのオプションが用意されています。

  • -L:現在の作業ディレクトリの絶対パスを表示
  • -P:現在の作業ディレクトリの絶対パスを表示
    シンボリックリンクの場合はそれが示すディレクトリを表示

オプション未指定だと「-L」オプションを設定したのと同等の動きとなります。

「-P」も基本的には「-L」と同じですが、シンボリックリンクに対する動きがすこし異なります。

pwdコマンドの-Pオプション

シンボリックリンクとは、Windowsで言うところのショートカットのようなものです。

実際にシンボリックリンクを作ってpwdコマンドの動きを検証します。

まずは、lnコマンドでtestディレクトリへのシンボリックリンクをデスクトップに作ります。

% ln -s /Users/User/Documents/test /Users/User/Desktop

lsコマンドでシンボリックリンクができているか確認します。

% ls -l /Users/User/Desktop
lrwxr-xr-x@ 1 User  staff       28 10 13 10:49 test -> /Users/User/Documents/test

デスクトップに作ったシンボリックリンクに移動します。

% cd /Users/User/Desktop/test

シンボリックリンクに移動してpwdコマンドの表示を検証します。

オプション未指定の場合はDesktopでパスが表示されますが、-Pオプションを指定するとリンク先のDocumentsディレクトリでパスが表示されました。

% pwd
/Users/User/Desktop/test
% pwd -P
/Users/User/Documents/test

以上のように、pwdコマンドはそのときのディレクトリがシンボリックリンクの場合、それが示すディレクトリを表示します。

% ls -l /Users/User/Desktop
lrwxr-xr-x@ 1 User  staff       28 10 13 10:49 test -> 【/Users/User/Documents/test】 ← この部分

ITサポート・ホームページ制作はお任せください

  • パソコンの動作が遅い・重いと感じる
  • パソコンやスマートフォン、複合機などIT機器を新しく入れ替えたい
  • システム化・クラウド化など業務のIT化・DX化を考えている
  • ホームページを新しく作りたい
  • 古くなったホームページを修正をしてほしい

上記の様なお悩みがありましたらぜひ弊社までお気軽にお問い合わせください!